パニック障害と自覚したき、
パニック障害に関する情報が自然と集まってきました。
テレビやインターネット、雑誌など
不思議なことに、こちらが意識していなくとも、
パニック障害に関係する話題が勝手に耳や目に入るのです。
しかし、これらの情報は実は厄介で
何度か痛い目にあったことがあります。
例えば、普段ならまったく見ないNHKなのに
たまたまパニック障害に関する特番があると、
なぜか新聞欄で見つけたり、テレビのCMで耳にしたりします。
知ったからには見てしまいますよね。
そして、見ると今度は、その情報に振り回されてしまいます。
「パニック障害になったら○○を食べてはいけない!」
「食べると発作が起きやすくなる!」
と、偉いお医者さんが言えば、聞き流せません。
すぐに反応してしまいます。
特に不安定な時期は心も身体も敏感でしたから
簡単に刷り込まれてしまいました。
催眠状態のようなものです。
するとどういうことになったかというと、
今まで普通に○○を食べていたため、
あるとき、うっかりといつものように○○を食べてしまったのです。
そして、しばらくして
「あっ、そう言えば…」
とテレビの内容を思い出したのです。
その後は、もう大変で、不安が不安を呼んで……(>_<)
偉いお医者さんの話を知らなければ
○○を食べても大丈夫だったでしょう。(それまで平気でしたから)
例え発作が起きても、○○のせいにはしなかったです。
一度知ってしまうと、忘れるのはほとんど無理です。
それが、パニック発作に関すことならなおさらです。
知りたい気持ちも分かります。
しかし、知らない方がいいこともあると、私は思っています。
(知ったことを後悔したことが何度もありますので)
対処法としては、何を知って何を知らなくていいかをはっきりさせておくことです。
例えば、発作に関することはすべて遮断するとか。
何となくで調べたりするのはやめた方がいいですよ。
私のように
知りすぎたせいで身動きがとれなくなってしまわないように
気をつけて下さいね。
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