予期不安の解消としてEFTやTFTのツボタッピング療法の紹介をしましたが、
これらは、顔や体を叩くので人込みでは目立ってしまいますよね。
私も買い物中によくツボ叩きをやりましたが、
周りの人にばれないようにするには苦労します(^^;)
公の場所ではちょっとやりにくいという方には、
次に紹介するFAPを試してみて下さい。
FAPは Free From Anxiety Programme の略で
「不安からの解放プログラム」と訳されます。
EFTと同じようにTFTから生まれた療法で、
日本の方が開発されています。
FAPもツボで症状を改善するのですが
ツボはツボでも指先を刺激します。
やり方は簡単で、指の爪の付け根を両側からギューとつまんだり、
片側だけを押したりします。
そして、TFTと同じように症状によって、刺激する指や順番が違います。
例えば、
- 予期不安……薬指→親指の内側→薬指→親指の内側
- パニック……薬指→中指→小指
というような感じです。
※FAPの書籍は、まだ見たことがありませんが、
松本桂樹著、「大事なときに緊張しないですむ方法」の中にFAPのやり方が5ページほど書いてありました。
※内容は、心の傷を癒す心理相談室、株式会社インサイト・カウンセリングというサイトにあるFAP療法の初期バージョンで書かれているのと同じレベルです。
ただこのFAPもTFTと同じで個人でやるというよりは、専門のセラピストにやってもらうテクニックです。
そして、資格をもったセラピストだけが知り得る強力なバージョンが別にあるようです。
そうは言っても初級バージョンでも試してみる価値はありますし、TFTやEFTと違って、指先を摘めばいいので、
こっそりやるにはうってつけのテクニックです。
知っていて損はないので試してみてはいかがでしょうか。
参考書籍
大事なときに緊張しないですむ方法
―肩の力がフッと抜けるリラックス術
著:松本 桂樹
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