予期不安に襲われたとき、回避するのに一番簡単な方法は、
腕や太ももをつねることでしょう。
ぎゅーっとつねれば痛いですよね。
この痛みで不安をまぎらわせようと、
誰でも一度はやったことがあると思います。
でも、このつねる方法、ご存じの通りあまり効果がありません。
ただ、つねるだけで不安や恐怖の波を止めることは難しいです。
よほど強くつねれば別ですが、
それだと内出血したりしてお勧めできません。
痛みで不安をまぎらわせるのは
方向性としては、間違いではないと思います。
緊張を和らげる方法として、
同じように痛みを与える方法がありましたので。
では、予期不安を止めるのに効果のある痛みとは何でしょう?
そこで、実際に発作が起こりそうな状況で、
体のあちこちをつねったり叩いたりとしてみました。
一番インパクトがあったのが両頬を叩くことです。
これは刺激が強いということもあるのですが、
頬を叩くという行為は少なからず恐怖を感じるからだと思います。
これから叩くぞと構えると、
それだけで身構えてしまい、意識が顔に集中します。
その痛みに対する恐怖が、一瞬でも予期不安を忘れる。
それができれば発作をそらすことができます。
そして、実際に頬を叩くと「パチン」という叩いた音が耳に響きます。
頬は耳に近いため叩いた音がよく聞こえます。
この音が痛みをより増してくれます。
また、頬を叩くアクションや音を気にする人もいるでしょう。
それは羞恥心となって発作の不安を抑えるのに役に立ってくれます。
コツは思いっきり叩くぞと身構えることです。
そして、これから起こる痛みの恐怖を十分に感じることです。
ただ、この方法は人の多い場所では目立ってしまうので、
使いにくいかもしれません。
そのようなときは、この後で紹介する輪ゴムを使う方法を試してみて下さい。
最後に
カテゴリ:予期不安を抑える方法 [コメント:1]
参考にさせて頂いてます。ありがとうございます☆